# 日報(2020-08-29) plausible

go の cgo がネイティブなライブラリを簡単に取り込んで使えてとても便利なのですが、コンパイルが C なみに遅くなります

Raspberry Pi で own compile してたりするのでその遅さたるやかなりのもので、待ってるのも退屈なのでつい COSUMI の13路で遊んでしまったりして気が散るので、気が散らないように夢中になってしまわないような退屈な本を読んで待つようにしよう、ということでコンパイル待ちの間、ピケティの "CAPITAL AND IDEOLOGY" を読んでます。ちなみにオリジナルのフランス語版ではなく(前著で試みて挫折しました\(^o^)/) 英語版に日和ってます

で、plausible って知らない単語が "a set of a priori plausible ideas and discourses" って出てきて、文脈からだとまだ検証はしてないけどそれっぽいアイデアや議論、ってかんじなのかなと思いながら辞書ひいたら「もっともらしい」ってでてました、なるほどね

で、気になったのがあまり似たようなスペルの単語がほかに出てないのと、なんとなくフランス語っぽいスペルでそのままでも「プロシーブル」とか読みたくなってしまうぐらいなので多分フランス語起源なんだろうとおもってロベールも引いてみたらやっぱり全く同じスペルで出てて、予想どおりフランス語でした

フランス語だと英語と同じ意味の他に古語で「賞賛に値する」という意味もあったのだそうで、そもそも語源はラテン語の「賞賛の拍手をする」という言葉なんだそうです

だとするとフランス語よりもいまでもラテン語に近いっぽいスペイン語だとどうなんだろうと思って西和ひいてみたらやはり同じスペルで英語、フランス語と同じ意味だけでなく、今でも「賞賛に値する」って訳語がでてて、なるほどねとおもった次第です

英語の語彙増やそうとおもったら英語の辞書ひくだけじゃなくてフランス語とスペイン語の辞書もひいたほうが語源とか変遷とかがわかって楽しいなと思う次第なのです

ってやってたらビルドが終わってました。熱中しないように退屈な本を読むという戦術も、語彙集めがおもしろいのでけっきょくは無駄だったかも


Last Updated: 2021/2/28 3:38:39